2020-02-25 第201回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
委員御指摘の本場大島つむぎの生産額、今おっしゃられたとおり、五十年代ピーク時の約五百九億円から、令和元年は約九億円まで減少するという状況でございまして、後継者不足などの課題もございまして、産地は大変厳しい状況だというふうに承知をしてございます。
委員御指摘の本場大島つむぎの生産額、今おっしゃられたとおり、五十年代ピーク時の約五百九億円から、令和元年は約九億円まで減少するという状況でございまして、後継者不足などの課題もございまして、産地は大変厳しい状況だというふうに承知をしてございます。
(穀田分科員「本場大島つむぎ」と呼ぶ)はい、本場大島つむぎです。 平成二十年度、先生の指摘により、調査によりまして、おっしゃるように、原材料や生産用具調達の問題が判明いたしました。
さらに、内需の振興でございますけれども、大都市における物産展あるいは本場大島つむぎ展の催事、これをやりましてその需要の喚起あるいは新しい形の需要の喚起に努めてまいりたい、そういうふうに考えております。
次に地場産業の実情を把握する観点から、まず、手織り機の里において、その起源が千三百年以前にさかのぼり、我が国における最も古い伝統を持つ染色織物と言われ、鹿児島県の伝統工芸である本場大島つむぎの染色技法を視察した後、しょうちゅう、さつまおはらの醸造元であります本坊酒造株式会社に参りました。
なお、鹿児島県から、公共事業費の傾斜配分、本場大島つむぎ振興対策の推進、国分隼人テクノポリスの建設促進、痴呆性老人福祉対策の充実強化等の、また宮崎県からは、宮崎大学工学部電子工学科の設置、新工業再配置計画の策定、宮崎空港の整備、東九州高規格幹線道路の整備等についての要請を受けましたが、その内容について要旨を作成いたしましたので会議録の末尾に掲載方を委員長にお願いいたしまして、報告を終わります。
まあ通産省の方で一生懸命努力をしてもらいましてその厳守方を要望なさったり、私も担当官に要望して、韓国産の大島つむぎであるのに本場大島つむぎという織り込みなんかをやっておった事実も大臣はよく御承知のとおりです。私はやっぱりそれが韓国の国内法にも違反することがはっきりわかってまいりましたから、私はそれに対する韓国政府当局の厳重な取り締まりを通産省から要望してもらわぬといかぬと。
しからばそれが本場大島つむぎ類似品であるかということになりますと、いろいろな調査はございますが、残念ながら確認はされておりません。 他方、韓国との間では、絹織物全体の数量の取り決めを行っておりますが、その内数として三万六千五百反に韓国産大島つむぎは限るという約束がここ数年行われておることも御指摘のとおりでございます。
だということで騒ぎ出し、それに生存権を握られておる人たちにとってはなおさらのことでありますが、そうなりますと輸入阻止決起大会なんというのに、向こうに行って技術を教えた人も鉢巻きをして一緒に反対を叫んでいるような、私から見ると珍無類な情景が最初あったわけでありますが、最近は公正取引委員会の方も乗り出してくれまして、そういう不当表示というようなものによって本物でないものを、韓国産でありながら国産の本場大島つむぎ
と申し上げますのが、先ほど来お話がございますように、本場大島つむぎであるのかあるいは板締めの村山つむぎであるのか、あるいはその他捺染つむぎ類というのがございます。これらのつむぎが、一般の人たちにはなかなか区別がつきにくいということで、この特別ビザ問題もなかなか実現されないわけでございます。
国際的貿易自由化時代の今日、国の対処方にも種々ネックはございましょうが、御案内のとおり、わが本場大島つむぎは、韓国や中国では一反の需要もない日本人独特の民族衣装でございます。
○小林(政)小委員 やはり伝統的な本場大島つむぎの問題については、その産業が本当に地元の方々にも喜んでもらえるような政策をとっていくことが必要であろうと思います。そのためにも、私どもも皆さんと一緒にできるだけのことはさせていただきたいというふうに思いますけれども、皆様方自身も本当に積極的にこの問題の解決のために地元で取り組まれるよう心から期待をいたしまして、私の質問を終わりたいと思います。
本場大島つむぎは、地場産業といたしましての貢献度も最上位にランクされております。しかし、最近では低成長期とともに不況色に見舞われて、五十五年以降急激にその度を増しまして、売り上げ不況とともに二割減産体制を余儀なくされております。加えて、売り上げ価格の値下がりと生産コストの増加に伴って産地業者の採算が思うようにいかないで、日々その運営に苦慮しているというのが現状でございます。
○長野委員 本場大島つむぎに類似する韓国産つむぎにつきましては、二カ国協定におきまして、いまお話があったように、輸入数量が三万六千五百反と取り決められておるわけでありますけれども、現在、二十万反内外の韓国つむぎが流入をしておるという情報があるわけでありまして、政府においては、韓国側に対してそういう協定数量を守らせるとともに、国内のいわゆる輸入業者に対して、協定数量の枠内で輸入がなされるように行政指導
しかしながら、この問題は、本場大島つむぎとその他のつむぎをどうやって区分するかという識別の技術的な問題がございまして、残念ながら現在のところ現実的に容易に税関の窓口でチェックする方法が見つかっていない、こういう状況であります。したがいまして、今後産地の方々のお知恵もおかりしましてそういった方法を考えまして、それによるチェックがどのようにできるか検討していきたいと思っております。
この措置を担保するために、つむぎ輸入につきましてはほぼ一〇〇%全数チェックをするという厳重な体制をとっておりまして、本場大島つむぎというような表示のあるつむぎ類につきましては表示を抹消させるあるいは切り取らせるというようなことをさせておりまして、さらにそれが不可能な場合には積み戻しをさせるというような措置をとっております。 以上でございます。
最後に大島つむぎの問題は、本場大島つむぎ生産者の死活にかかわる深刻な問題でありますと同時に、消費者の利害にかかわる問題でもありますので、いままでもいろいろ御苦労していただきましたが、今後ともさらに強力に対処していただくことを要望して、質問を終わります。
さらに、その席で尹英鍾というこの責任者は、年産三十六万反のつむぎ類の中で本場大島つむぎに類似する韓国つむぎの産額は約六割であると言明しております。 よってわれわれは、韓国産つむぎの年間生産すなわち輸出数量は、少なく見積もって二十一万反、それ以上であるというふうに推定していたのですが、矢野経済研究所の調査はこれをはっきり裏づけるものと思います。
これは韓国産の大島つむぎに本場大島つむぎというマークを織り込みまして輸入した、それを国内に販売した、こういう事件でございます。
○嘉野参考人 いま先生のおっしゃいましたように、織り締めによる向こうの本場大島つむぎに類するものをつくっている人、それから輸入している商社、これは全部プロでございまして、つくって輸出する側も輸入している側においてもやはりはっきり本場大島つむぎだ、こういうことで輸入しあるいは輸出していると私たちは思っております。
それで、本場大島つむぎを織るためだけの織機というのは実はないんですね。つむぎ一般というか、あるいは着物一般の織機ということになりますので、じゃあこれが大島つむぎ専用という織機は技術的、物理的にないものですから、大島つむぎの織機が何台あるかというのは事実上不可能のようでございます。
それから推定しますと、韓国側当局も完全に、いわゆる大島つむぎというと定義がおかしくなるので、本場大島つむぎとそうでない大島つむぎですか、それを技術的に区別するのがなかなかむずかしいわけですから、結局輸出申告といいますか、報告に基づいて韓国側も把握しているんじゃなかろうかと私は推定をいたしておるところでございます。
そこで、このような不祥事が今後起こらないようにしていかなければならないと思いますが、第一に通関手続き、このチェック機能ですね、これを十分に完備しなければならないと思うわけでございますけれども、税関の方がおいでになっておったらお尋ねしたいと思いますけれども、このチェック体制をまずどうするかということ、どうしているかということ、それから第二に、税関職員に本場大島つむぎと韓国産のこのインチキつむぎ、本場大島
○嘉野参考人 これはもう水かけ論になっては困ると思うのですが、われわれが調査したこの資料ですね、この資料を正直に受けとめていただいたら、これは輸入業者も輸出業者もはっきり本場大島つむぎはその他の村山とかそういったものとは区別している、これはもうはっきりしていると思います。そういうことを韓国側がおっしゃるなら言い逃れである、また日本側がおっしゃるのはこれはおかしい、私はそう思います。
○嘉野参考人 昭和五十四年度の活路開拓事業としまして、本場大島つむぎの新しい需要の開拓調査ということを主眼にしました調査報告書を先般出しました。
○嘉野参考人 後継者育成の問題につきましては、両産地ともに非常に大事な問題でございまして、私どもの方では本場大島つむぎ職業訓練校というものを昭和四十八年からつくりまして、現在七十数名が入って修業をしております。奄美産地におきましてもこの職業訓練校を近く発足させるというようなことでございます。
本場大島つむぎにつきましては、特に昭和四十年代に入りましてからつむぎブームが起こりまして、これを背景といたしまして昭和五十一年度までは年々生産量は増加の一途をたどったわけでございますが、その後つむぎブームの反動が見られまして若干減少傾向になってまいったわけでございます。
ここ数年間、本場大島つむぎの生産状況は年々減少の一途をたどってきておりまして、私の調べたところでは、昭和五十一年に九十七万一千九十反であったものが、五十二年が八十二万六千三百反、五十三年が七十一万四千三百二十五反、五十四年が六十九万八千五百八十反、このように減ってまいりまして、五十一年の九十七万と五十四年の六十九万八千、この差は何と二十七万二千反も減っているということです。
最後に特にお願いいたしたいことは、本場大島つむぎの最も特徴とするものは、奄美独特のどろ染め大島にありますが、ところが韓国ではすでに六年前から研究が進められ、六年目にしてようやく製品の完成に達したと発表しております。製品の内容は、原料糸も本場物と何ら変わっていません。植物染料を使用したどろ染め製品である。いわゆるシャリンバイではないが、韓国に豊富にある広葉植物でタンニン酸の含有量の多い植物である。
私はそれではこの本場大島つむぎの中でも大衆物ですね、これは入ってきても通産省の計算する数量の中に入らないじゃないかと、百ドル程度にチェックの基準を下げたらどうだと、通産大臣もそれは検討しましょうというお話だったんですね。いまは様変わりに円も高くなってきた。大体一ドル二百円程度ということですから、それに応じてやはりチェックの基準を定めていただきたいと思うんですね。
韓国産のいわゆる本場大島つむぎなるものがどのくらい入っているかということの論争の中で一つの重要なポイントは韓国の内部における生産体制だと思うんですね。それで地元の人たちは以前独自に韓国へ調べに行っているんですよ。そうしてこれこれこういうことだと言って主張しているわけですな。しかし、政府の方はその実態の調査に行かれたことはいままでないと思うんです。
ほぼその六割が本場大島つむぎということで入ってきているんじゃないかということで、とうてい協定数量等に数字が合わないんですよ。
○赤川説明員 本場大島つむぎにつきましては、五十年の二月に伝統的工芸品産業の振興に関する法律ということで伝統的工芸品に指定がございまして、五十二年の一月に振興計画というのができております。
○政府委員(藤原一郎君) 韓国からの本場大島つむぎの輸入につきましては、先ほどお答え申し上げましたとおり、協定数量、昨年度三万六千五百反でございまして、この規制方法でございますが、二国間協定によりまして、韓国側の自主規制で年度間の輸入量として規制されているわけでございます。
百四十米ドル、いまのレートに直して三万五、六千円と、これで韓国から来るいわゆる本場大島つむぎなるものの輸入を協定どおりに来ているかどうかということを点検できるかどうか、非常にこれは疑わしいですよ。これはインボイス価格でしょう。三万五、六千円のインボイス価格で入ってきて、国内でどのくらいで売れるというふうにあなた方は考えておられますか。
これは国内の本物の本場大島つむぎの大体値段の三分の二ぐらいだと言われている。そうしますと、いまおっしゃったように、大体四万円くらいだとおっしゃった。五万円とおっしゃいましたか。
品質の点ではいまのところ多少劣っておりますけれども、しかしどんどん向こうも技術を上げて、そうして品質の面でも日本の本場大島つむぎに十分対抗できるようなものが止まれてきているという実情だと思うんです。私、このままでいったら清酒業界も同じような事態になるんじゃなかろうか、そう思うんです。
○説明員(脇山俊君) これにつきましては、韓国に対しましてなおこの規制の遵守、それから規制枠の適正化、こういうものについて今後とも強力に交渉を続けていくということが第一でございまして、それから伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づきまして大島つむぎの産地の振興、後継者の育成、それから韓国類似品に対抗するためにこれが本当の本場大島つむぎであるということを表示する表示制度の拡充強化、こういうことを伝統的工芸品産業振興法
その中には、十日町つむぎ、あるいは小千谷、結城、村山が含まれているということは想像できるわけですが、私は、さらにその中で本場大島つむぎはどの程度であるかということを出席者の大手商社の専務、代表者に聞いてみましたら、約六割方くらいは大島つむぎだ、本場だと言っております。
○嘉野参考人 韓国つむぎによる本場大島つむぎのいろいろな被害、このことにつきましては、政府並びに国会におきましていろいろな手段をこれまでも講じてこられておりますが、いろいろな情勢の変化もありまして、必ずしもその施策が十分であったということは申し上げかねるわけでございます。